【2020年】不況にも強い派遣の人気業務とおすすめ転職サイト5選

     
【2020年】不況にも強い派遣の人気業務とおすすめ転職サイト5選

新型コロナウィルス感染拡大により、世界的に景気が大きく後退する可能性が高まってきました。

そして派遣は景気の影響を受けやすく、不況になるといわゆる「派遣切り」に遭いやすい傾向があります。

しかし、不況にも強い派遣の仕事がまったくないわけではありません

この記事では不況だった際にも需要の高い派遣の業務を説明し、さらに派遣の転職サービスも紹介します。

  • 派遣で働いていて新型コロナの影響が不安な人
  • 不況でも需要が高いといわれている派遣業務が何か知りたい人
  • おすすめの派遣の転職サービスを知りたい人

不況にも強い派遣の人気業務とおすすめ転職サイト要約

不況にも強い派遣業務について知るポイント
  • 派遣は景気の影響を受けやすい
  • 生活に必要な業種は不況に影響されにくい
  • 派遣の転職サイトを活用して先の状況を見越した転職をしよう

派遣業務に与える景気の影響

派遣業務に対する景気の影響

  • 今後不況になるかもしれない
  • 景気は悪化していく見込み
  • 派遣は不況の影響を受けやすい傾向

今後不況になるかもしれない前提

次に挙げるような経済指標から、景気の急減速や今後の景気の不透明さを読み取ることができます。

日経平均株価が急落

2019年の夏以来、日経平均株価は順調に値上がりを続け、2019年12月にはついに24,000円台に到達しました。

しかしこの株高の状態は長く続きませんでした。

新型コロナウィルスの感染拡大への懸念から、2020年2月24日には世界同時株安となり、日本では連休明け25日から日経平均株価も急落し始めます。

歴史的な値下がりを記録する日が何日も続き、3月17日には17,000円台を割り込む水準にまで落ち込みました。

日本経済新聞|日経平均株価

金融緩和で株価が上昇していたこともあり、株高の利益確定のタイミングを計っていた投資家の売りが「コロナ・ショック」をきっかけに集中したことも原因だといわれています。

今回のコロナ・ショックは2008年に起きたサブプライムローンの崩壊やアメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズの経営破綻を発端に、世界的金融危機となった「リーマン・ショック」を大きく上回るダメージになるのではないかという予測もされています。

景気DIが下落

景気DIは景気動向指数のひとつで、おおむね50%以上(最高は100%まで)なら好景気、50%以下(最低は0%まで)なら不景気とされます。

景気動向指数は、景気に関する総合的な指標のことである。
多数の経済指標の変化方向を合成することにより景気局面を把握するディフュージョン・インデックス(DI)と、景気動向を量的に把握することを目的としたコンポジット・インデックス(CI)の二つの種類がある。
DIとCIのそれぞれについて、景気動向に先行する先行指数、景気動向と同時に動く一致指数、景気動向に遅れて動く遅行指数の3つがある。
引用:Wikipedia|景気動向指数

景気動向指数は内閣府が毎月公表していますが、コロナウィルスの影響を受けた2月分の数字はまだされていません(3月末日記事作成時)。

内閣府|景気動向指数

民間でも帝国データバンクが景気DIを調査・算出しています。これによると、2020年3月の景気DIは前月に比べて6.2ポイントも低い32.5%となりました。

株式会社帝国データバンク|TDB 景気動向調査(全国)2020年3月調査

2019年10月の消費税率の引き上げの影響もあり、6ヶ月連続で悪化したことになります。

今後も新型コロナウイルスの感染拡大によって景気の先行きに対する不確実性が高まり、景気後退傾向が続いていくと見られています。

有効求人倍率の落ち込み

有効求人倍率は、仕事を探している人1人に対して企業から何件の求人が出ているかを示したものです。

1倍以上であれば、求人件数が求職者数に対して上回っていることになります。

厚生労働省は3月31日に、2月分の有効求人倍率を発表しました。

厚生労働省|一般職業紹介状況(令和2年2月分)について

2月の有効求人倍率は前月比で0.04ポイント低下して1.45倍で、2年11ヶ月ぶりの低水準となりました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて企業の採用意欲は低下しており、3月の有効求人倍率は引き続き低下傾向にあると見られます。

なお、リーマンショック後の2009年の7月には、有効求人倍率は統計開始以来最低の0.43倍にまで下がりました。

完全失業率は横ばい

有効求人倍率とともに、完全失業率も雇用動向を示す指標として重要です。

完全失業率とは、労働力人口(15歳以上の働く意欲のある人)のうち、完全失業者(職がなく、求職活動をしている人)が占める割合で、雇用情勢を示す重要指標のひとつです。総務省が「労働力調査」で毎月発表しています。
完全失業者数を労働力人口で割って算出し、数値が高いほど仕事を探している人が多いことを示します。
引用:SMBC日興証券|初めてでもわかりやすい用語集 完全失業率

総務省統計局が3月31日に公表した2020年2月分の完全失業率は、2020年1月と同率の2.4%でほぼ横ばいでした。

総務省統計局|労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)2月分結果

リーマンショック後の2009年7月に、完全失業率は5.6%まで悪化したため、今後の完全失業率や完全失業者数の推移に注目していく必要があります。

景気は悪化していく見込み

株価以外は月次での統計・調査になるため、3月分の各種データはまだ出そろっていません。

しかし新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が起こり始めた2月時点のデータでも、すでにはっきりと景気が後退し始めていることが読み取れます。

新型コロナウィルス感染拡大収束の可能性や時期が見通せない現時点の状況から判断すると、今後さらに不況の影響が拡大していく可能性が高いと見られます。

現時点では営業縮小や臨時休業などで耐えている企業や事業所で、次第に人員削減や閉店、廃業や倒産などが増えていくことも予想されます。

派遣は不況の影響を受けやすい傾向がある

有効求人倍率のデータからわかるとおり、不景気になると企業の採用意欲が低下し、人材需要が落ち込みます。

そのため、人(派遣スタッフ)を供給している派遣業は景気の影響を受けやすく、派遣社員もその影響を受けてしまいます。

解雇しにくい正社員に代わって、派遣という労働形態は「雇用の調整弁」として使われていることもあり、不況時には「派遣切り」が発生しやすい傾向があります。

2008年秋のリーマンショックの際には、自動車などの製造業を中心に派遣契約の大規模な打ち切りがあり、それにともなう派遣会社による雇い止めも行われてしまいました。

不況に強いと言われる業務は?

不況に強い業務とは

  • 生活に必要な業種は不況に影響されにくい
  • アフターコロナの世界も考えてみる

生活に必要な業種は不況に影響されにくい

株式取引において使われる用語に、「ディフェンシブ銘柄」というものがあります。

景気動向に業績が左右されにくい銘柄のこと。
生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などの企業が代表的です。「ディフェンシブ・ストック」と呼ぶ場合もあります。
大和証券|金融・証券用語解説 [ディフェンシブ銘柄]

具体的な業種としては、健康や医療、食品や医薬品その他生活必需品などに関連する業種や、電力やガスや鉄道などの社会インフラに関連する業種になります。

生活していくために必要不可欠なモノやサービスの需要は、景気の変動に左右されにくいと言われています。

ディフェンシブ(防御的)というのには、好景気のときもあまり大きな利益は望めないかわりに、不景気のときのダメージが少ないという、守り重視の意味合いがあります。

逆に自動車や電機などの製造業、飲食・レジャー業、金融業などは、好景気のときは良いのですが、いったん不景気になると業績が冷え込みがちです。

現にリーマンショックの際にはこれらの業種で多くの雇い止めが発生しました。

派遣先企業がディフェンシブ銘柄に該当する業種であれば、少なくとも飲食・レジャー業や製造業などに比べて不況の影響は小さいと言えます。

不況に影響されにくい業種

  • 生活必需品関連業界:健康、医療、医薬品、食品
  • 社会インフラ関連業界:電力、ガス、鉄道

今後予測される不況は生命への危険をもたらすウィルスの世界的蔓延による経済急減速のため、金融面を主な原因とする過去の経済危機とはやや性格が異なります。

もともとリモートで完結する仕事は、今回の不況による影響が少ないと言えるでしょう。

アフターコロナの世界も考えてみる

新型コロナウィルスの感染拡大は、いつかは収束するでしょう。

そうなれば、影響を受けた飲食業やレジャー関連業、家電や自動車などの業界も回復していくはずです。

ただし、これらは今後も景気の動向というリスクにさらされ続ける仕事とも言えます。

不況に強いという点で見てみると、前述であげたディフェンシブな企業で働くほうが、派遣切りなどのリスクが少なくなります。

不景気以外にも、少子高齢化による労働者不足と、AI(人工知能)や機械化などの影響による、社会や産業構造の変化も考慮しておくとよいでしょう。

特にAIの活用が広がることで、単純な仕事だけでなく、専門的な知識やスキルが必要とされていた仕事までなくなってしまうとの予測もあります。

不況に強いといわれていた仕事も、AIなどによって次第に取って代わられるかもしれません。

新型コロナウィルス感染拡大で始まった2020年代は、社会が大きく変わる10年になる可能性があることを想定しておきましょう。

派遣の転職サイトを選ぶ際に必ずすべきこと・気を付けること

派遣の転職サイトを選ぶ際の確認項目3つ

  • 希望条件に近い求人案件がありそうか確認
  • 優良派遣業者かどうかを確認
  • 評判(口コミ)の確認

希望条件に近い求人案件がありそうか確認

まず、その転職サイトで扱っている求人に、自分の希望する条件に近いものがありそうかどうかを確認します。

転職サイトの求人検索ページで、実際に職種や勤務エリアその他の就業条件を指定して検索して見てください。

とはいえ大手の転職サイトであれば常時数千件~数万件の求人案件を扱っていることがほとんどなため、これはそれほど心配する必要はありません。

また、扱っている派遣の種類を確認しておきましょう。

派遣の働き方には登録型派遣(一般派遣)だけでなく、無期雇用派遣や紹介予定派遣もあるためです。

長期的に安定して働きたい場合は無期雇用派遣、将来的に派遣先での直接雇用を目指すなら紹介予定派遣となります。

優良派遣業者かどうかを確認

派遣会社が優良かどうかを認定する、「優良派遣事業者認定制度」というものがあります。

この制度は、派遣業に関する法令を遵守していることに加えて、派遣スタッフの労働環境の確保やキャリア形成支援などの点において一定の基準をクリアすると、厚生労働省から委託された機関により優良派遣事業者として認定してもらえる、というものです。

認定事業者かどうかは以下のサイトから調べられます。

厚生労働省委託事業 優良派遣事業者認定制度|認定事業者一覧

転職サイトを運営している派遣会社の名前で調べて、ここに掲載されているかどうか確認しておくとよいでしょう。

評判(口コミ)の確認

転職サイトでは、基本的に自社サービスの良いところやメリットの部分だけをアピールしています。

本当に良いサービスなのかどうかは、「(派遣会社名) 口コミ」「(派遣会社名) 評判」などのキーワードで、自分で検索して調べておく必要があります。

そこでは、ポジティブな評判よりはネガティブな評判に注目するのが、現実や実態を知るうえで近道になりやすいです。

ただし、同じ会社でも担当者が大勢いて対応が一律とは限らないことや、利用者によって受け止め方が異なることなどがあるため、ネガティブな評判を真に受けるのが正しいとは言い切れません。

また、普通~良い情報であればわざわざ口コミを投稿しようという動機につながりにくいので、口コミサイトでは悪い情報が多く集まりがちであることにも留意しておきましょう。

おすすめ転職サイト5選

派遣のための転職サイト

  • リクナビ派遣
  • エン派遣
  • ジョブセンス派遣
  • はたらこねっと
  • マイナビスタッフ

リクナビ派遣

リクナビ派遣

出典:【リクナビ派遣】派遣の求人・派遣会社を探そう!

リクナビ派遣はリクルートジョブズが運営している転職サービスです。

求人情報適正化推進協議会による求人情報提供ガイドラインに適合したメディアであることを宣言しています。

2020年4月上旬時点で求人案件がおよそ68,000件あります。紹介予定派遣も扱っています。

全国エリアでの幅広い職種の求人に対応しており、非常にオーソドックスな転職サイトです。

【リクナビ派遣】マスコミ、商社、旅行・・・入りたい業界で働くチャンス!

エン派遣

エン派遣

出典:派遣の仕事を探すなら、エン派遣

エン派遣は、エン・ジャパンが運営しているポータルサイトです。2019年のオリコン顧客満足度調査の派遣情報サイト部門で第1位を獲得しています。

2020年4月上旬で、約38,900件の一般派遣と約4,100件の紹介予定派遣の、合計約43,000件の求人情報を掲載しています。

エリアは全国、募集職種は下記のとおりです。

  • オフィスワーク・事務系
  • 営業・販売・サービス系
  • クリエイティブ系
  • IT・エンジニア系
  • 技術系
  • 医療・介護・福祉・教育系
  • 軽作業・物流・工場・その他

勤務地、勤務時間、長期・短期などのほか、週3日以内勤務OK、交通費別途支給あり、退社時間が16時より前、残業ほとんどなし、未経験OKなどの人気の検索インデックスで探せます。

また、求人検索以外にも、以下のような充実したコンテンツが用意されています。

  • 派遣Q&A
  • アンケート結果
  • 派遣コラム
  • 派遣で働くはじめてガイド
  • 職種辞典
  • 派遣用語集

ジョブセンス派遣

ジョブセンス派遣

出典:派遣の求人ならジョブセンス派遣【最大2万円の派遣祝い金】

ジョブセンス派遣は、リブセンスが運営している派遣転職サイトです。

事務や営業などの一般的な仕事から、薬剤師や看護師や医療事務といったやや専門性の高い仕事まで、2020年4月上旬時点でおよそ38,000件の求人案件を掲載しています。

検索の切り口が多く、希望の求人案件を探しやすくなっています。

  • 職種で探す
  • 業界で探す
  • エリアで探す
  • 路線で探す
  • 働き方で探す
  • 職場環境で探す
  • フリーワード

求人検索で人気のこだわり条件の1位から9位までと、昨日の応募数ベスト3と昨日のアクセス数ベスト3のランキングがあるので、人気のある求人をチェックしやすくなっています。

ジョブセンス派遣から派遣求人にエントリーして派遣会社に登録すると祝い金をもらえますので、申請を忘れないようにしましょう。

はたらこねっと

はたらこねっと

出典:派遣の求人・派遣社員のお仕事を探すなら【はたらこねっと】

はたらこねっとはディップが運営する転職サービスです。

日本最大級の求人情報サイトで、2020年4月上旬時点で派遣の仕事がなんと約126,000件も掲載されています。

一発検索では、「エリア」「職種」「時給」などの条件を指定すると、その条件にあてはまる求人の数と平均時給と月収換算(平均時給で1か月(22日)8時間勤務を行った場合の参考金額)が表示されるので便利です。

雇用形態で一般派遣、紹介予定派遣、無期雇用派遣を指定することもできます。

仕事を探したり実務を知ったりするのに役に立つコンテンツも、初心者向けから多数そろっています。

  • はじめての方へ
  • お役立ちコンテンツ
  • 職種別コンテンツ

マイナビスタッフ

マイナビスタッフ

出典:人材派遣会社【マイナビスタッフ】派遣・紹介予定派遣の求人・仕事

マイナビスタッフは株式会社マイナビワークスが運営しているサービスです。紹介予定派遣も扱っています。

2020年4月上旬時点では1,366件の求人案件がありますが、経理、人事・総務などの専門事務や一般事務などのオフィス職が40%、編集・DTPなどのクリエイティブ職が32%と、扱っている職種に特化傾向があるのが特徴です。

全国の主要8都市(札幌、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡)のオフィスで、平日の夜間登録会やセミナーなどを定期的に開催しています。

これから本格化するコロナ不況をなんとか乗り切ろう

これから本格化するコロナ不況をなんとか乗り切ろう

不況にも強い派遣の業務について紹介してきました。

最後にこの記事の内容をまとめます。

  • 新型コロナウィルス感染拡大の影響で景気が悪化している
  • 景気が悪化すると派遣切りが起こりやすくなる
  • 生活に必要な業種は不況に強い傾向がある
  • 転職サイトを選ぶ際はプラス面だけでなくマイナス面も調べておく

派遣社員の需要は景気に左右されやすいというのが一般的な見方です。

さまざまな理由から派遣というスタイルを選ぶ人にとって、コロナウィルス感染拡大による景気後退は、今後希望する業務や業界を考えるきっかけとなるかもしれません。

派遣先の業界、業種、職種、時給など複数の条件で検索できる転職サイトを上手に活用し、将来を見据えて自分に合う転職を成功させましょう。

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