20代からの子育てママにおすすめ学資保険と資産運用5選

     

幸せな結婚・出産。家族が1人また1人と増えていくことは、何にも変えがたい喜びです。

その一方で気になるのが将来的に必要になる学資・教育費・養育費など費用のこと。

大学卒業までにかかる教育費は1000万円とも2000万円とも言われ、計画的に貯蓄の必要があります。

いわゆる士業など高度な職業に就くためには相当な教育費用が見込まれます。

大変な出費ではありますが、無理してでも子供の夢を実現させてあげたいと願うご両親が大半かと思います。

この記事では、将来に備えて知っておきたい「教育資金とそのための学資保険など資産運用について、初心者でも始めやすい5つの方法をご紹介します。」

20代からの子育てママにおすすめ学資保険と資産運用5選の要約

子育てママにおすすめ学資保険と資産運用を選ぶポイント
  • 最も大切なのは、自分の性格・考え方にフィットする資産運用方法を選ぶこと
  • コツコツ貯めたい派には、「定期預金」・「学資保険」・「低解約返戻金型終身保険」
  • 収益化を目指したい派には、「つみたてNISA」・「ロボットアドバイザー」

教育資金(学資)ってどれくらいかかる?

教育資金ってどれくらいかかる?

文部科学省が隔年で実施している調査「平成30年度子供の学習費調査」の結果によると、平成30年度における幼稚園から高等学校までの15年間の学習費総額は、すべて公立の場合541万円、すべて私立の場合は1,830万円という結果が出ています。

文部科学省

出典:平成30年度子供の学習費調査の結果について

また、大学の費用については日本政策金融公庫が実施した令和元年度の「教育費負担の実態調査結果」によると、子供1人当たりの1年間の在学費用は、短大では138.1万円、大学は151.9万円という数字がでています。

大学で理系や医学部、美大、留学などの道に進んだ場合は、この数字を大幅に上回ることも覚悟しなければなりません。

「お医者さんになりたい」「英語を使って世界で活躍したい」そんな我が子の夢を叶えてあげるには、自分なりの資産運用でしっかり準備していくことが大切です。

大切なのは、自分にあった資産運用方法を選ぶこと

大切なのは、自分にあった資産運用方法を選ぶこと

結婚や出産を迎えるまでは、数十年後のお金についてシビアに考える機会はそう多くはないものです。

「資産運用って言われても…」と戸惑ってしまうママが多いのも無理はありません。

資産運用とは、「持っている資産(現金・不動産・株・債券など)を管理・運用して、リターン・資産を増やすこと」です。

こう書くと一見ハードルが高そうに見えますが、資産運用には“貯蓄最重視”のものから、“収益性重視”のものまで、初心者向けでも様々な種類があります。

最も大切なのは、自分の性格・考え方にフィットする運用方法を選ぶことです。

  • 資産運用には初心者向けの様々な種類がある
  • 大切なのは自分に合う運用方法を選ぶこと

【方法1】シンプルに貯めたい派に「定期預金」

【方法1】シンプルに貯めたい派に「定期預金」

資産運用の中で、最も簡単で身近なものが「定期預金」です。

意外に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、“少ないながらも金利を受け取ることができる”という意味で、定期預金も資産運用の1つと言えるのです。

金利は銀行により異なりますが、預金期間が長くなるほど高くなります。

普通預金と比べると高い金利が設定されており、満期を迎えるまでは半強制的に貯金ができるという仕組みなので、「お金があるとつい使ってしまう」「シンプルに貯金していきたい」という方には一番わかりやすくおすすめな方法です。

【方法2】教育資金準備の王道「学資保険」

【方法2】教育資金準備の王道「学資保険」

教育資金の貯蓄で、最も定番と言えるのが「学資保険」です。

学資保険は、子どもが小さいうちに加入し、大学進学などのタイミングで満期保険金を受け取るというものです。

保険料を払い切れず中途解約したり、保険会社が倒産したりしない限りは、満期等のタイミングで契約時に定められた金額を受け取ることができます。

また、“親の死亡時には、それ以降の保険料の支払いは免除される”という保障も特徴です。

生命保険の一種なので、年末調整や確定申告を行うことで節税することができるのもメリットです。

教育資金準備の王道「学資保険」について知っておくべきこと

  • 「学資保険」を選ぶポイントと注意点
  • 「学資保険」が向いている人

「学資保険」を選ぶポイントと注意点

選ぶポイントは、支払った総額よりも多い満期保険金を受け取るために“返戻率の高い商品を見極める”ことです。

一方で、最近は返戻率が低い商品も多く、満期まで保険料を支払っても返戻率が100%を下回るケース(元本割れ)もあります。選ぶ際の注意が必要です。

また、“中途解約は元本割れが起こること”、“契約時の金利が契約満了まで適用されるので、インフレによる物価上昇が起こった場合にも損をするリスクがあること”も理解しておきましょう。

「学資保険」が向いている人

学資保険は「予め受け取れる金額が分かっていると安心」「できるだけリスクは取りたくない」という方向けです。

教育資金を貯める上で安全性は高い代わりに、大きく増やすこともできません。

とはいえ、子どもが生まれたらすぐに学資保険に加入するという家庭も多く、教育資金準備の定番と言えるでしょう。

【方法3】「低解約返戻金型終身保険」を賢く活用

【方法3】「低解約返戻金型終身保険」を賢く活用

学資保険を検討している際、”返戻率が学資保険より有利”として薦められることも多いのが「低解約返戻金型終身保険」です。

「低解約返戻金型終身保険」とは、“普通の終身保険よりも貯蓄性があり、保険料が割安に設定されている保険”のことです。

学資保険の代わりとして、払込期間満了のタイミングを子どもの進学時期にあわせて加入し、解約返戻金を教育資金に活用するという使い方が増えています。

「低解約返戻金型終身保険」について知っておくべきこと

  • 「低解約返戻金型終身保険」のメリットと注意点
  • 「低解約返戻金型終身保険」のその他のメリット

「低解約返戻金型終身保険」のメリットと注意点

「低解約返戻金型終身保険」は、通常の終身保険よりも、貯蓄性があり保険料が割安です。

そのカラクリは、“途中解約した場合は、通常の終身保険と比べて解約返戻金が少なく、大幅に元本割れする”という設計になっていることです。

反対に、保険料払込期間満了を過ぎると解約返戻率が上昇するという特徴があり、加入条件によっては学資保険より返戻率を高くできます。

「低解約返戻金型終身保険」のその他のメリット

学資保険の場合、加入時のこどもの年齢に上限が設定されているパターンが多いですが、「低解約返戻金型終身保険」なら、こどもが学資保険に入れない年齢に達した後も加入しやすい傾向にあります(その分、保険料払込期間は短くなり月額保険料はアップします)。

また、払込期間中に契約者(親)が死亡した場合には死亡保険金を受け取れるので、子どもに教育資金を残すことができます。

さらに、教育資金が不要になった場合には、そのまま払込満了後も貯蓄を継続することも可能です。

中途解約のリスクを除けば、学資保険よりも柔軟性が高く、貯蓄性も高い保険と言えるでしょう。

【方法4】チャレンジ志向のあなたに「つみたてNISA」

【方法4】チャレンジ志向のあなたに「つみたてNISA」

「単なる貯蓄ではなく収益性を目指してみたいけど、投資は初めて…」という方におすすめなのが「つみたてNISA」です。

一般のNISAと比べ、20代~40代による口座開設の割合が多く、子育て世代に人気です。

「つみたてNISA」について知っておくべきこと

  • 「つみたてNISA」のメリット
  • 「つみたてNISA」の注意点

「つみたてNISA」のメリット

通常の投資信託への積立投資では、せっかくの利益の約20%を税金で取られてしまうのですが、「つみたてNISA」では“20年間は税金がかからない”という特徴があります。

また、毎月100円から積立可能な金融機関もあること(ただし上限額は月3万3333円、年40万円まで)も、初心者に嬉しいポイントです。

さらに「つみたてNISA」では、金融庁の厳しい基準をクリアした約180本の中から投資先を選ぶことができます。

金融機関で販売されている投資信託の数は約6,000本もあり、投資未経験者がその中から良質なものを選ぶのはハードルが高いのですが、厳選された中からなら選びやすくなります。

投資はタイミングが難しく、「基準価額が高い時に買ってしまった」「安い時に買おうと待っていたら投資タイミングを逃した」という失敗がつきものです。

つみたてNISAなら、制度上、長期に運用した場合のリスクが抑えられているため、「大学入学に向けて…」など投資期間が十分に確保できる場合は、貯蓄も兼ねて選択肢に入れやすい投資です。

「つみたてNISA」の注意点

定期預金や保険とは違い、「投資」なので元本保証はありません。

確実に貯めたいという方ではなく、あくまで「多少のリスクはあっても、資産の一部を運用して増やしてみたい」という方におすすめです。

金融庁のサイトから「つみたてNISA」について詳しくご確認いただけます。

つみたてNISA:金融庁

【方法5】「ロボアドバイザー」なら自動で銘柄選び

【方法5】「ロボアドバイザー」なら自動で銘柄選び

投資はタイミングや投資先の選び方が難しいもの。

つみたてNISAなど初心者向けの方法があるのはわかったものの自信を持てないあなたに、おすすめなのが「ロボットアドバイザー」です。

「大切なお金をロボットに任せてしまうなんて」と不安に感じられるかもしれませんが、最新の金融工学に基づいて信頼性の高いアドバイスを行い、運用まで手助けしてくれるので、うまく活用すれば投資をとても身近なものへと変えてくれる存在です。

「ロボアドバイザー」について知っておくべきこと

  • 「ロボットアドバイザー」の種類と選ぶポイント
  • 「ロボットアドバイザー」の魅力

「ロボットアドバイザー」の種類と選ぶポイント

「ロボットアドバイザー」には、「投資一任型」と「アドバイス型」の2種類があります。

「投資一任型」は、質問に答えるだけで、自分に合った投資スタイルを決定し、そのまま運用まで行なってくれるというものです。

自分で投資先を選択するという必要がなく、投資に関する知識がない方でも、時間をかけずに安心してスタートできます。

ポートフォリオの作成、売買、リバランスまで全て自動で行うので、初心者にはおすすめです。

「投資一任型」の弱点は、NISAと併用ができないことです。

一方、「アドバイス型」は、AIがアドバイスのみを行い、運用は行わないタイプです。

定期的に必要になるリバランスなども自分自身で行う必要があるため、投資に一定の知識がある方の方が向いているかもしれません。

ただ、「アドバイス型」はNISAと併用できるため、非課税な点は大きな魅力です。

「ロボットアドバイザー」の魅力

ロボットアドバイザーは、「投資の専門知識や時間がないという方」におすすめです。
さらに、人間ではなくAIが行うからこそ、感情などによって左右されるということがないのも大きな特徴です。

自分にあった運用方法を見つけて将来に備えた資産運用を

自分にあった運用方法を見つけて将来に備えた資産運用を

高校までの義務教育では、資産運用の具体的な方法を習うチャンスはほとんどありません。

それなのに、いざ結婚・出産すると当たり前のように必要になり、知らないと苦労してしまうのが実情です。

家事や子育てが忙しい毎日でも、ふとした時に気になる将来のお金のこと。

そのままにせず、まずはこうした方法があることを、家族や友人に話してみるのがファーストステップです。

決して背伸びや無理をするのではなく、自分にあった運用方法を見つけて、大切なお子様の将来に備えてみてはいかがでしょうか。

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