2019年6月から新制度がスタートしたふるさと納税。
自治体が返礼品を送付する場合「調達額が3割以下の地場産品に限る」ことが義務づけられました。
その結果、還元率の高いギフト券などが姿を消し、返礼品選びに悩む方が続出!
そこで今回は、2020年注目したいふるさと納税のお得&魅力的な返礼品に関するトレンド予測をご紹介します。
2020年ふるさと納税の返礼品選びの参考にしてください。
1. ふるさと納税の新制度の概要とまだまだ高い還元率の返礼品をチェック
新制度のスタートにより、従来のように還元率の高い返礼品はNGになりました。
うまみが無くなったように思えますが、まだまだお得な返礼品がこれから登場する可能性は十分アリ。
各自治体は規制の範囲内でも魅力的な返礼品を提供しようと奮闘中です。
実際に、大量買い付けで市場価格よりも安く仕入れることにより、お得な返礼品を提供している自治体も。
今後は自治体と業者の創意工夫により、思わず欲しくなる商品が出てくることも期待できます。
2. 人気の自治体4つが復活に向けてお得な返礼品を検討中
新制度に伴い、高い還元率の商品を提供していた4つの自治体が除外されてしまいました。
一方で、除外になった各自治体も2020年7月には再申請ができる予定。
再開するためにも、各自治は魅力あふれる返礼品を検討中です。
除外前は利用者の心をつかむ商品を揃えていた自治体ですので、レベルの高い商品がラインナップする可能性も大!
2020年は、ふるさと納税で圧倒的人気を誇った自治体4つの返礼品に注目してみましょう。
・大阪府泉佐野市
・静岡県小山町
・和歌山県高野町
・佐賀県みやき町
3. 食材以外の返礼品もまだまだ登場予定
新制度は「地場産品」の定義を課せられ、「家電やゲームはもうだめなの?」とがっかりした方も多いと思います。
実は「地場製品」には、食材以外に「製造、加工その他の工程のうち主要な部分を行った」製品も認められています。
そのため、定義を満たした範囲内であれば、家電やゲーム、日用品といった返礼品もまだまだあります。
さらに、管理方法や衛生面などに神経を使う食材よりも、提供が楽な家電や加工食品といった返礼品は増加する見方が強いです。
欲しい物ができたら、ふるさと納税にお目当ての品物がないかチェックしてみましょう。
4. ふるさと納税品の自治体直営サイトもますますパワーアップ
ふるさと納税で便利なのがポイントが付与されたり、返礼品を比較できたりするポータルサイト。
今後はますますポータルサイトの自治体掲載数が増えそうです。
また、最近ではこのようなポータルサイトと、自治体直営サイトを併用する自治体が増加中。
一方で、佐賀県上峰町のように、自治体直営サイト限定品を掲載する自治体も登場しました。
ポータルサイトと直営サイトの両方をチェックするとよりお得な返礼品が見つかりますよ。
5. ふるさと納税を通してオリンピックを応援しよう
2020年いよいよ開催されるのが「東京オリンピック・パラリンピック」。
2019年はオリンピックの影響もあり、「かごしま国体」応援企画の返礼品(2020gの黒毛和牛)が大人気でした。
2020年もふるさと納税を通して、スポーツ大会や国体実施を支援できる返礼品や企画が増える見通し。
寄付先に迷っている方には、スポーツ関連の寄付もおすすめです。
ふるさと納税を通して、未来のオリンピック選手をサポートしてみてはいかがでしょうか。
2020年もふるさと納税をお得に活用しよう
今回は2020年注目したいふるさと納税のトレンド予測についてお届けしました。
新制度がスタートし、ガラリと様子が変わったふるさと納税。
マイナス要素に思えた新制度ですが、各自治体の努力によりますます魅力的な商品が増える予定です。
2020年もお得なふるさと納税制度をぜひ活用してみましょう。