ライセンスを取ったばかりの時は、まだ水中世界に慣れていないばかりに不快感を感じたりストレスを感じることがよくあります。
そればかりか進みたい方向へ進もうと必死で足を動かしていませんか?
正しい姿勢で正しいフィンキックをしなければ、足が疲れてすぐに息切れしてしまいます。
フィンキックの方法を学んで少しでも長くダイビングを楽しみましょう。
足の疲れは不快なダイビングの原因に
ダイビングを始めたばかりのダイバーは、慣れない水中環境で思わず体全体がこわばってしまう事でしょう。
特に足の力を駆使するフィンキックはコツをつかまなければ、すぐに疲れてしまい快適なダイビングをすることができません。
足が疲れないよう正しいフィンキックの方法を学び、次回のダイビングで実践してみましょう。
足の疲れはすぐに足をツッてしまう原因になる
足が疲れるとふくらはぎや足の裏あたりが非常にツリやすくなってしまいます。
足がつった場合には、フィンの先っぽを手前に引けばよいのですが、慣れない水中環境ではそれどころではありません。
できれば足はツリたくないですよね。
足の疲れは呼吸困難の原因に
思いっきり走ると、途中でゼエゼエ息切れして苦しくなりますよね。水中で足が疲れてしまうと同じ事が起こります。
ただでさえ慣れない水中環境にいるストレスがかかっているのに、そのうえ息切れしてしまえばたちまち呼吸が苦しくなってしまうでしょう。
最も恐ろしいのは、息切れするということはそれだけたくさんのエアを吸って消費してしまうことでもあります。
ダイビング中にエア切れを引き起こす危険性があるのです。
足が疲れる原因はウエイト・フィンにあり
足が疲れてしまうことは、ダイビング中の身体に対し非常に危険な状態にさらしてしまうということがわかっていただけましたね。
フィンキックが疲れないようにするためのコツはもちろんありますが、その前にいくつか確認して欲しいことがあります。
フィンの硬さや重さは合っていますか?
フィンには様々な種類があることはご存知でしょう。長いフィンに短いフィンそして重いフィンと軽いフィンがあります。
脚力に自信のない人はできるだけ軽いフィンを選んだ方がよいでしょう。
足が疲れやすいにもかかわらず重いフィンをはけば、水中とはいえ疲れやすくなります。
自分に合っているフィンは、実際につけて泳いで判断するのが一番です。もしもショップで複数のフィンを試させてもらえるならば、できるだけ色々なフィンを付けて潜ってみて自分に合うフィンを探してみましょう。
ウエイトは重すぎていないですか?
適正ウエイトを身につけることは足の疲れを防ぐことに繋がります。
重すぎるウエイトを付けると、海底で沈まないよう必死で足を漕ぐことになります。
適正ウエイトを見極めて常に身につけるようにしましょう。