「アーミッシュ」と呼ばれている人々を聞いたことはありますか?
アメリカやカナダに、約20万人ほどいると言われている、宗教団体に属している人々のことを言います。
そんな「アーミッシュ」の特徴といえば、「アーミッシュ」独特な昔ながらの生活。昔からの生活様式を守りながら、現在も生活をしています。
今回は、そんな「アーミッシュ」の魅力的な生活や、「アーミッシュ」が多く住んでいる、アメリカ合衆国のペンシルベニア州ランカスターにある「アーミッシュの村」についてご紹介します。
ポイント1. 移動は馬車が当たり前
アーミッシュの村を歩いていると、たくさんの馬車に遭遇します。
アーミッシュは、自動車や電車などに乗ることは許されていますが、自分の自動車を持つことが禁じられているので、多くの人は、馬車に乗って移動をします。
短距離をのんびりと進む
時速約8〜13kmでゆっくりと進んでいる馬車は、自動車に乗り慣れている人にとっては、不便に感じるかもしれません。
しかし、長距離移動をあまりせずに、近場にいる、家族やコミュニティーと時間を過ごすことが多いアーミッシュにとっては、馬車移動が最適なのです。
実際に馬車に乗ってみよう
ランカスターのアーミッシュの村には、観光客が実際に乗れる馬車がたくさんあります。
アーミッシュの村をゆっくり走りながら、景色を楽しんだり、アーミッシュの生活を実際にみることができるのでおすすめです。
いくつかの馬車ツアーをご紹介します。
リアルな生活がみれる「Aaron & Jessica’s Buggy Rides」
「Aaron & Jessica’s Buggy Rides」は、ランカスターの田舎道を走りながら、アーミッシュのリアルな生活をみせてくれる馬車ツアーです。
アーミッシュの生活に詳しい馬車の運転手さんが、さまざまな質問に答えてくれるので、乗っているだけでも楽しい時間が過ごせます♪
日曜日は、教会へ行ったり、家族との時間を大切にしている人が多く、ツアーは行われていないのでご注意ください。
自然に癒されるツアー「A is for Amish Buggy Rides」
「A is for Amish Buggy Rides」は、スタッフ全員がアーミッシュとして育ち、アーミッシュとして生活をしている馬車屋さんです。
アーミッシュの生活だけではなく、農家や工芸ショップ、そして動物たちと触れ合える大きなペッティングズーなどに連れて行ってもらえます。
ポイント2. 日常生活をチェック「The AMISH FARM and House」
アーミッシュの村での食事は、自給自足で、人々は農耕や牧畜で生活をしています。
そんな生活にかかせないのが、「ファームハウス」と呼ばれている農家や牧場。
野菜や動物を育てるだけではなく、工芸品を作ったり、自然を楽しむことも大きな「ファームハウス」の大きな目的です。
「The AMISH FARM and House」は、アーミッシュの村にある、観光客が自由に見学できる、大きな「ファームハウス」です。
アーミッシュの人々と交流
「The AMISH FARM and House」には、実際に住んでいる人や、毎日働いている人が大勢います。
手作りの工芸品を作っている職人や、動物たちの世話をしているスタッフなど、さまざまな活動を行っている、アーミッシュの人々との交流をお楽しみください。
広大な「The AMISH FARM and House」を歩き回っているだけで、アーミッシュの生活が見えてくるので、とても面白いです。
現地の小学校を体験してみる
「The AMISH FARM and House」の中には、なんと小さな学校が!教室の中には、ガスストーブがカスライトが置いてあります。
また、アーミッシュの子供達が描いた絵や、授業のカリキュラムのポスター、そしてさまざまなゲームもあります。
昔ながらの生活を大事にしているアーミッシュの、現在の教育がどうなっているのか、気になりますよね!