パン作りといえば、専用の器具やオーブンが必要そうで自宅で作るにはハードルが高いイメージ。
ですが、フライパンでアツアツふわふわの焼き立てパンを焼くことができたら朝食がもっと楽しくなりそうですよね。
そこで今回は、オーブンなしでできるフライパンのパンレシピをご紹介します。
発酵不要でできる米粉パンレシピから人気のフライパンまでまとめました。
オーブンでなくフライパンで作る焼き立てパンの魅力
パン作りは、オーブンが必要で工程も難しそうなイメージですが、どこのお家にもあるフライパンを使って短時間でアツアツのパンが焼けたら嬉しいですよね。
フライパンなら短時間で作れる
パン作りの基本の工程は、生地をこねてから、一次発酵、ベンチタイム、成型をして、さらに二次発酵、焼成とトータルで4時間程度かかるのが一般的です。
フライパンで作るレシピでは、フライパンの火加減の調整や材料の工夫で短時間であっという間に手作りパンができるのです。
焼き立てのおいしさが格別のパンをフライパンでパパッと焼けたら嬉しいですね。
型もオーブンも不要で手軽!
パン作りは、オーブンとともに大きな天板や焼き型など何かと道具も必要な上、作業スペースがないと出来なさそうですよね。
ですが、フライパンで作るパンなら直接フライパンに丸めた生地を置くので型がなくても大丈夫!
さらに発酵や焼成までフライパンひとつでできるレシピも沢山あるので、道具も少なく洗い物や片付けの手間もかかりません。
フライパンでパンを作るポイントと注意点
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オーブンを使わず、フライパンでパンを作る際には、フライパンの種類や火加減に気をつけることが大事。
そうすることで、焦げたり生焼けになったりといった失敗を防いで美味しく作ることができます。
パン作りに向いているフライパン
パンは発酵や焼成にともない丸めた生地が膨らんで高さが出ますので、深型のフライパンを使用するようにしましょう。
生地の発酵の際には乾燥を防ぐためにも蓋付きのフライパンがあればベストです。
またフライパンでは直火で加熱するため、火のあたりが強くなく、熱が均等に伝わるような厚みのあるフライパンを選ぶことがポイントです。
フッ素加工やテフロン加工などコーティングされたものは、焦げつきにくくておすすめです。
フライパン発酵・焼成の火加減の注意点
フライパンでパンを焼く場合、直火をあてることになりますので、火加減をうまく調節しましょう。
強火にすると表面だけが焦げて、パン生地のなかまでしっかり熱が入らず生焼けになってしまうため注意が必要です。
また発酵させる場合は、フライパンを加熱したあと火を止めたり、湯せんにかけたりする方法で、適温(40度前後)になるようにフライパンのなかの温度を調整します。
レシピにいろいろな作り方がありますので参考にしてみてくださいね。
フライパンで作る基本のパンレシピ5選
生地を丸めて作る基本のパン、なかに入れる具材を変えることでいろいろなバリエーションを楽しむことができます。
冷蔵保存できる!基本の丸パン
シンプルな配合で作りやすいこちらの丸パンは、ボウルに材料を混ぜ合わせてからよく捏ねて生地を準備しておきます。
その後冷蔵庫で8時間ほどかけてゆっくり発酵させ、成形してフライパンに入れ蓋をして両面こんがりと焼き上げます。
発酵した生地はそのまま冷蔵庫で3日ほど保存できます。
時間がある時に生地だけ準備しておき朝食に成形すればいつでも焼き立てのパンが食べられるので嬉しいですね。
【ほっとき!もちもちパン】【フライパンで焼ける】丸パン by 吉永 麻衣子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
一次発酵不要な定番のお惣菜パン
ベーコンとチーズを巻き込んだ定番のお惣菜パンもフライパンで作ることができます。
材料を入れたボウルのなかで生地を混ぜ合わせながらまとめておき、丸くきれいにまとまったらラップをかけて10分ほどおくだけ!
一次発酵要らずなのはとても手軽ですね。
少し置いた生地を取り出し、長方形に伸ばしてベーコンとチーズを散らしクルクルと巻いて8等分に切り、フライパンに並べて両面弱火で焼けば出来上がりです。
時短で作ることができるおすすめパンレシピです。
フライパン1つでできる!ベーコンとチーズのパン|レシピサイト「Nadia|ナディア」
桜の香りを楽しむアンパン
桜の塩漬けをのせて焼くアンパンは、ふんわり桜の香りが漂います。
ボウルに材料を入れて混ぜた後、台の上でよくこねて生地を作り温かい場所で30分ほど発酵させます。
発酵したら8等分してそれぞれあんを包んで丸め二次発酵させ、桜の塩漬けを生地に貼りつけてからフライパンで両面をじっくり焼いたら出来上がりです。
きれいなパンの焼き色と淡い桜の色合いが美味しそうですね。