秋のお出かけといえば紅葉狩り。茨城は東京からも日帰りで行ける距離にありながら、自然豊かで思う存分自然を味わえる素敵なスポットです。ご家族と・ご友人と・カップルと、秋の魅力をめいっぱい楽しめる、茨城でおすすめの紅葉の名所をご紹介します。
滝×紅葉の組み合わせが絶景の名所2選
水しぶきをあげながら流れ落ちる滝と、流れる水の音は、なんだか心地良くてずっと見ていられる景色。趣があって、忙しい毎日を忘れさせてくれる空間です。そんな滝に紅葉の彩りが加わる、最高の瞬間を味わえる名所をご紹介します。
1.袋田の滝は四季折々で表情を変える名所
日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」。高さ120m・幅73mの大きな滝です。大岩壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師が訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したことが理由とも言われます。
水の青さに紅葉がよく映える
色とりどりの紅葉が渓谷を飾り、滝は鮮やかに輝きを増します。自然の手による美しい風景に、訪れた人々は思わず息を呑んでしまいます。
何度も訪れたくなる季節によって異なる表情
四度の滝と言われるだけあって、秋以外の季節もまた見事な風景です。キラキラと陽光を浴びてダイナミックに踊る水しぶきは、時に鮮やかな虹を描いて訪れる人を魅了します。紅葉と袋田の滝のコントラストの素晴らしさをぜひ体感しに訪れてみてください!
2.滝の裏側に入れる月侍の滝もおすすめ
茨城で滝といえば袋田の滝が有名ですが、そのほど近くにある月侍の滝も一緒に行くのがおすすめです。特徴は、滝の裏側まで入れる臨場感。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、滝裏から紅葉を眺めてみてはいかがでしょうか。
滝へ向かう道にもたくさんの紅葉
滝つぼ周辺と、滝へ向かう道にはたくさんの紅葉が植えられています。高さ17m、幅12mの滝は、水に濡れることなく滝の裏に入れることから、「くぐり滝」「裏見の滝」とも呼ばれ地元の人からも観光に訪れた人からも人気です。
近くのお蕎麦屋さん「もみじ苑」にも足を伸ばして
月待の滝から流れ出る小川で水遊びもできるお蕎麦屋さんのもみじ苑。景色もさることながら、さらに魅力的なのはそのメニューの美味しさ。どれを食べても大満足できる味です。
橋×紅葉の組み合わせが素敵な名所2選
人工物の橋と、自然の紅葉が作り出すダイナミックな景色は、この季節しか見られない感動する景色のひとつ。そんな素敵な景色が見られる茨城のスポットをご紹介します。
1.竜神大吊橋は橋から紅葉を見渡せる絶景スポット
竜神峡にひろがるV字形の美しい渓谷の中を流れる竜神川をせき止めた、竜神ダムの上にかかる竜神大吊橋。橋の長さは375mあり、歩行者専用の橋としては日本最大級でダイナミックな景色が楽しめます。
吊橋に3箇所設置ののぞき窓からも紅葉が見える
竜神大吊橋の中でもおすすめなのが、橋の途中に三か所あるのぞき窓。高さ最大100mの、思わず足がすくんでしまうような高さの透明な板からは、青々とした湖面と紅葉の見事なコントラストが楽しめます。
登山が好きな方は近くの明山もおすすめ
スケジュールに余裕があり、登山の中・上級者の方は、近くの標高 457mの日光連山や太平洋が一望できる明山もおすすめです。山頂からは 360 度の絶景が一望でき、竜神大吊橋はもちろん、好天時には遥か富士山まで見渡せる絶好のビューポイント。
2.花貫渓谷の吊橋で川のせせらぎを聞きながら
駐車場からつり橋までは遊歩道になっており、紅葉を楽しみながら約10分くらい散策できる花貫渓谷。 つり橋と滝が一度に見れる絶景スポットです。空気も澄んでいて、心までリフレッシュできます。
自然林が数多く残る豊かな渓谷
花貫渓谷周辺は、人々が住めない険しく傾斜のきつい地形のため、多くの自然林が残されています。そんな自然に触れられる水場や、美しい景色をいつまでも眺めていられるベンチなど、お子様やご高齢の方でも世代を超えて一緒に自然を楽しめる場所です。
年によっては雪×紅葉の趣のある景色が見られることも
めったにあることではありませんが、気温の低い花貫渓谷では紅葉に雪が積もるという絶景が見られることもあります。雪化粧をした紅葉は、秋の日差しの中とはまた違う、落ち着いて風情のある雰囲気です。
紅葉×ハイキングが楽しめる名所2選
ただ眺めるだけでなく、せっかくのお休みはアクティブに登山も楽しみたい。そんな方におすすめなのが、登山をしながら楽しめる紅葉スポットです。頂上から眺める紅葉は、きっと非日常を味わえるはず。
1.気軽に登れる日本百名山・日本百景の筑波山
昔から「西の富士、東の筑波」と呼ばれ、古くから信仰の山として栄えてきた筑波山。筑波山は、日本百名山の中でも標高877mと低く、比較的気軽に登山が楽しめるため、毎年多くの人で賑わいます。山の澄んだ空気で、心も身体もすっきりとリフレッシュできます。
ケーブルカー・ロープウェイで世代を問わず楽しめる
ケーブルカー、ロープウェイを使えば簡単に山頂にたどり着くことができ、もしも登山が難しい方でも、子どもからお年寄りまでみんなで美しい眺めを楽しめるスポットです。
期間限定!夜のライトアップが見逃せない
筑波山の紅葉がより幻想的に見られる紅葉ライトアップが、期間限定で例年行われています。秋の闇夜に浮かぶ、幻想的なもみじの輝きを堪能できる空間。2018年も例年通り、11月に開催予定です。
2.花園渓谷は川に流れ落ちる紅葉が見事
秋には、赤や黄に色づいた紅葉が、付近を流れる花園川に舞い落ち渓流を彩る花園渓谷。七ツ滝ハイキングコース(花園神社奥より入口)や、栄蔵室ハイキングコース(花園渓谷より車で15分)があり、晴れた日には富士山を眺めることもできる欲張りスポットです。
自然と日々のスイッチをオフにしてくれる空気
毎日、仕事や家事でいっぱいいっぱい。気づくと余裕がなくなって、疲れた顔をしているなと思った時に訪れたいのがこの場所です。うっそうと茂る樹木と適度な湿気を含んだ森の空気は、毎日の忙しさで張り詰めた心を、優しくほどいてくれます。
麓に建つ花園神社も風情があって魅力的
山の麓には花園神社が建っており、樹齢600年の杉の古木が茂る荘厳な雰囲気です。赤や黄色に色づいた紅葉と、風格のある神社の景色に思わず目を奪われてしまいます。
お寺×紅葉の組み合わせで風情を感じる名所2選
紅葉の定番といえば、お寺や神社などの歴史的建造物との組み合わせ。時代を感じさせる建物と、今も昔も変わらない紅葉の彩りは、自然と過去に想いを馳せたくなります。
1.別名「もみじ寺」の永源寺でタイムトリップ
JR常陸大子駅の近くの高台に位置する永源寺では、毎年11月上旬から中旬ごろにかけて、多数の赤や黄色の紅葉が境内を埋め尽くします。
お寺と紅葉に日本の情緒を感じて
お寺と紅葉の共演は、まるで時代を遡ったかのようなゆったりとした時間の流れを感じさせてくれます。紅葉のトンネルをくぐりながら、日本の秋の美しさを存分に味わいましょう。
2.西蓮寺は樹齢1,000年のイチョウが風景を金色に染める
782年に建立されたとされる天台宗の寺院の西蓮寺には、樹齢1,000年以上の2本のイチョウの大きな木があります。茨城県の天然記念物にも指定されており、シーズンには境内が一面黄色に染まります。
長い歴史を背負うイチョウは見ごたえ抜群
木に生い茂っている時はもちろんですが、その美しさは散ってからより輝きを増します。まるで黄色の絨毯のように境内いっぱいに敷き詰められるイチョウの葉を、1,000年前の人々も見ていたと思うと感慨深いですよね。
お寺自体にも雰囲気があって楽しめる
立派なイチョウの木の迫力と共に、西蓮寺に行った際はお寺の雰囲気も是非一緒に味わうのがおすすめです。小ぶりなお寺ですが、古いたたずまいが深みのあるい味を出しています。
今年の秋は紅葉狩りで秋を存分に満喫しよう
秋だからこそ楽しめる紅葉狩り。行ってみたら散っていたなんてことや、思っていたよりも紅葉する木が無かったということにならないために、事前にしっかりと調べてから行きたいところです。この記事を参考に、旅の目的に合わせて見たい景色が楽しめるスポットを見つけてくださいね。
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