日本においてスキューバダイビングで有名な場所といえば静岡県に位置する伊豆半島です。伊豆半島の中でも東伊豆・南伊豆・西伊豆と大きく3箇所に分かれています。今回は西伊豆のポイントについて7箇所の有名どころをピックアップしてご紹介します。
西伊豆の基本情報
西伊豆は伊豆半島の左側に位置しているため都内から通う場合、場所によっては日帰りだときついポイントもあります。
しかし、その分泊りがけでゆっくりダイビングをしたり伊豆観光をすることができます。東伊豆とは陸上も海中も雰囲気が異なっているため、どちらも訪れてその違いを楽しむのもいいですね。
東伊豆で潜れなければ西伊豆へ
東伊豆と西伊豆は水温が年中を通してほぼ同じです。しかし、風の向きに関してはとても大きく影響を受けます。たとえば東の風が吹いていた場合は、大きな波をまともに受けてしまうために東伊豆のほとんどのポイントが潜れなくなる可能性が高いです。
一方で西伊豆のポイントはさほど影響は受けません。なので、東伊豆でダイビングに行く予定があったにもかかわらず風の影響で潜れなくなった場合は西伊豆へ行きましょう。逆も然りです。
西伊豆へのダイビングは泊まりで
都内から西伊豆への道は基本的に一本道です。その一本道を電車か車で行くことになります。伊豆半島の根元にあるポイントならば熱海から左側へ走る道路があるため日帰りでダイビングを楽しめるでしょう。
しかし西伊豆の真ん中あたりへ行く際は、長い山道を登ったり下ったりしてやや遠いため、宿泊施設で泊まりながらゆっくり来る方がおすすめです。
西伊豆といえばココ!ダイビングポイント7選
東伊豆や南伊豆と同様に、西伊豆も負けないくらいのダイビングポイントが点在しています。
陸上も海中も、都内から近い他の伊豆の地域に比べて観光客はどちらかといえば少なめなので、陸上はのんびりした田舎の雰囲気を海中は高い透明度と手付かずの自然が豊富です。数ある中から特にオススメなポイントを7つ見ていきましょう。
西伊豆デビューは大瀬崎で決まり
見晴らしのよい岬の近くにポイントがあります。宿泊施設や飲食店などのお店が立ち並ぶ通りの前で器材を準備し、そのままダイビングをします。
冬になるとキアンコウやミズウオなどの深海魚が浅場まであがってくるため、運がよければ深海魚を観察できるかもしれません。流れがおだやかなので、初心者の方にもおすすめです。
井田で見られる美しい海井田ブルー
西伊豆の井田と呼ばれる場所は別名「井田ブルー」と呼ばれるほど美しい青色をしています。魚の群れも多く、井田ブルーと魚の群れの海景色は圧巻です。
岩場の生き物観察も楽しいですが、水面を見上げてワイドな視点で周りを見て楽しむのもいいものです。
安良里で生き物を見つける感動を味わおう
このポイントの楽しい点は生き物を見つけやすいところでしょう。ほとんどのダイビングショップにはダイビングができる場所の地形や詳細などが記載された海中地図が置いてあります。
その地図に見られる生き物と場所が書いてあるのですが、このポイントの生き物たちはその場所に定住しているためかなり高い確立でその生き物を探すことができます。
ダイビングを始めたばかりのときは目が慣れていないため、なかなか生き物を探すことが難しいのですが、ここで生き物を自力で見つけることができれば、感動とダイビングの楽しみをまた一つ見つけたことになります。
生き物を自力で探せるようになりたい人は、ここで生き物を探してみてください。
田子で魚の群れに囲まれよう
田子といえば魚の群れというほど小魚の群れに囲まれることができます。ボートで沖まで行って潜れば、すぐにキンギョハナダイやカンパチの群れを見ることができます。
小さな生き物が好きな人は、冬になればウミウシをたくさん見つけることができます。うねりの強い日が多いため、中級者以上のポイントです。
雲見で洞窟の中を大冒険
海底洞窟を探検したいのならばダントツで雲見へ行くべきでしょう。体がやっと通れるかくらい狭い洞窟から大きな洞窟までたくさんの洞窟が密集しています。
ダイビング用のライトは必須なので必ず購入して持っていくようにしましょう。洞窟の出口が上へと続く場所では、太陽の光によってキラキラ光る水面を見ながら一人ずつ上っていくため、とても幻想的な景色を堪能することができます。
ウミウシ天国ウミウシパラダイス浮島
ここまでですでに、ウミウシという生き物が見られると数回ご紹介しました。ダイバーの中にはウミウシをこよなく愛し、探すことをダイビングの究極の楽しみのひとつだと考えているダイバーが数多くいます。
そんなダイバーにとって浮島はまさに聖地といえるでしょう。あまりウミウシに興味のないダイバーも、一度ここでウミウシを探しに来てはいかがでしょうか?自力で探すことで、きっとウミウシ探しにはまってしまうこと間違いなしです。
公式サイト:SANSET RESORT DIVE CENTER
洞窟からエントリー堂ヶ島のボートダイビング
堂ヶ島には天然記念物の天窓洞があります。ボートで天窓洞へ入っていき、そこからエントリーするショップもあります。 堂ヶ島には洞窟にアーチにクレパスなど、地形派ダイバーにはたまらないポイントとなっています。
驚くことに5〜7月は高い確率でマンボウに会える可能性があります。大物をねらいにいきましょう。
公式サイト:MARINE STATION DOGASHIMA
ゆったり雰囲気の西伊豆でお泊まりダイビング
西伊豆は場所によっては都内から遠いため、日帰りでは厳しい場所があります。だからこそ、ゆっくり近くの宿で宿泊しながらダイビングを楽しむことができる所が西伊豆の魅力でもあります。
東伊豆ほど観光客で込み合っていないため、洞窟や魚の群れに海の透明度も抜群な可能性が高いです。西伊豆への旅をダイビングと共に楽しみましょう。
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